平成28年8月4日に90歳で死去された松尾敏男日本美術院前理事長の「お別れの会」が9月17日、東京都台東区谷中の日本美術院で執り行われ、美術界をはじめ、関係機関や親交のあった方々、約1,000名が参列して別れを惜しみました。
祭壇には、松尾先生の奥様が撮影された、牡丹を写生する松尾先生の写真と先生の描かれた六曲一隻の牡丹の屏風が置かれ、天皇,皇后両陛下からの供花や文化勲章などが飾られました。
「お別れの会」は黙とうの後、お別れの会委員長の田渕俊夫日本美術院理事長が弔辞を述べ、続いて、東京府立第六中学校(現:東京都立新宿高等学校)時代からの御友人である百目鬼清様が、松尾先生との思い出をまじえて弔辞を述べられました。そして最後に、那波多目功一日本美術院代表理事が弔辞を述べました。
その後、宮田亮平文化庁長官、何家英中国芸術研究院・工筆画研究院院長、劉新華同副院長からの弔電が読み上げられました。
ご遺族からは、長女の松尾由佳様、次女の石垣麻里様からお礼のご挨拶がありました。
続いて、松尾先生と親交のあったオペラユニット「レジェンド」から追悼の歌が献じられました。松尾先生のお好きだった日本歌曲「落葉松」が、優しく美しく流れ、あらためて松尾先生の在りし日のお姿を想い浮かべ、涙する参列者の姿も見られました。
しめやかに曲の流れる中、お別れの会委員長の田渕日本美術院理事長、松尾先生の御令室で喪主の松尾愛様と参列された皆様の献花が続き、続いて一般の方々の献花へと進み、約1,000名の方々が参列して別れを惜しみました。
多くの皆様方にご来会いただきましたこと、心より深く感謝申し上げます。


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